ぷれす通信

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読んだら書きたくなりました vol.47

『家族を家で看取る本』

村松静子 監修 主婦の友社

「どこで、どのように最期を迎えるか」という問いは、超高齢化社会といわれる日本では多くの人が直面している問題のひとつかもしれません。この本では、在宅での看取りをかなえるさまざまなサポート制度の解説や、通院、入院と、在宅看取りの費用の比較などが掲載されており、読むと「自分の家で最期を迎える」という選択肢が、夢物語ではなく現実味を帯びたものになってきます。また、そうした実務的な内容のほか、「なぜ『家』で死にたいのか、理由を聞く」「パニックにならないために」「何気ないひと言に気をつける」など在宅看取りに必要なメンタル面のアドバイスも多くあり、考えさせられました。在宅にしろ、入院にしろ、家族を看病、介護、看取ることは、本人にとっても家族にとってもとても大変なことだと思います。だからこそ、いつか必ずくるその時に、後悔しない決断ができるよう、家族ときちんと話をしておこう、そう思わされた一冊でした。(もん)

『6秒の筋トレで、お腹と二の腕がスッキリやせる本』

境 貴子著 PHP研究所

この本で提唱されている6秒筋トレは、1日に6秒の筋トレを5回、それも2、3日に1回やればよい、という筋トレ方法です。筋トレと聞くだけで「絶対無理!」となる貧弱な私でも、やってみようかな? と思わされる手軽さです。この6秒の筋トレは、静的な筋トレと著者もいっているように、大きな動きはほぼなく、ものによっては説明写真の1と2のポーズがほぼ同じに見える場合もあります。これで効果があるの? と思いながらやってみたのですが、6秒間全力で力を込めると、筋肉がぎゅっと収縮するのがわかり、けっこう筋肉にきます。それぞれのポーズに力を入れるべき筋肉の部位がイラストで示されているので、力を込める場所もわかりやすく、お腹、二の腕、二重あごと、鍛えたい部位別にポーズがまとまっているなど気になる部分で筋トレを選べるのも嬉しいところです。(いく)